佐々木朗希選手は千葉ロッテマリーンズの投手で第2の大谷投手といわれている、球界でも注目の選手です。
2022年4月10日には13者連続三振の日本記録と完全試合を達成。
この記事では佐々木朗希選手の経歴や情報をまとめていきます。
佐々木朗希選手の経歴は?
生年月日:2001年11月3日(20歳)
身長:190cm
体重:85kg
出身地:岩手県陸前高田市
所属:千葉ロッテマリーンズ
年俸:3000万円
小学生のころ野球を開始
佐々木投手が野球をはじめたのは2010年、小学3年生の時、地元の高田スポーツ少年団で野球を始めました。
2011年3月11日の東日本大震災の津波で父と祖父母を亡くし、実家も流されてしまいます。
小学4年生の時に大船渡市に移り住み、大船渡市猪川小学校に転校し、軟式少年野球団「猪川野球クラブ」に入部。
2013年には後に入団する千葉ロッテマリーンズの本拠地・QVCマリンフィールドで開催された、岩手三陸沿岸の少年野球チームによる大会「リアスリーグ」の決勝に出場しています。
中学時代は怪我でリハビリに励む
中学は大船渡市立第一中学校野球部に進学、2年生時にエースナンバーを背負うが、3年生になる直前の2016年初春に腰の疲労骨折が判明、その後、半年近くをリハビリに充てることになります。
3年生時の本大会出場は叶いませんでしたが、秋に参加した「オール気仙」では岩手大会で優勝、東北大会で準優勝し、全国大会に出場。
大会中に当時の自己最速となる球速141km/hを計測ています。
高校で甲子園に出場
高校は地元で甲子園を目指したいという思いから県立大船渡高校に進学。
1年夏の県大会で公式戦デビューを果たし、球速147km/hを計測。(3回戦敗退)
2年夏の県大会では初戦に球速154km/hを計測。(3回戦敗退)
2年秋の県大会では高校2年生史上最速タイとなる球速157km/hを計測。
高校生日本代表候補に選ばれ研修合宿に参加、非公式ながら球速163km/hを計測。
3年夏の県大会ではエース兼4番打者を務め、高校生投手史上最速タイとなる球速160km/hを計測し決勝に進出。
花巻東との決勝戦では國保陽平監督が「故障予防のため」という理由で佐々木選手の出場回避させチームは敗れています。
これに対して大船渡高校には苦情の電話が殺到、野球関係者や評論家の間でも賛否両論の議論となり、メディアでも取り上げられるほど社会問題となりました。
部活引退後は、プロ志望届を正式に提出、佐々木は記者会見を開き、「12球団どこでも頑張りたい」とプロ志望を表明しました。
ドラフト会議では4球団から1位指名
【東北の大谷級右腕 日米が注目】https://t.co/lOJ110y8uI
今秋ドラフト1位候補の157キロ右腕、大船渡(岩手)の佐々木朗希投手が、「8割」の力で最速156キロを計時した。日米18球団45人のスカウトは「大谷に肩を並べる素材」「大谷くらいのスケール」と賛辞。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) April 1, 2019
ドラフト会議では以下の4球団から1位指名。
北海道日本ハムファイターズ
千葉ロッテマリーンズ
東北楽天ゴールデンイーグルス
埼玉西武ライオンズ
抽選の結果、千葉ロッテマリーンズが交渉権を獲得。
入団交渉にて契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1600万円(推定)で契約合意。
背番号17は将来170km/hを投げてほしいという思いが込められています。
千葉ロッテマリーンズ入団 肉体強化の1年目
佐々木投手は入団したロッテの春季キャンプから一軍に帯同。
しかし井口監督の「試合レベルに達していない。今シーズンはちょっと難しそう」との判断により、ルーキーイヤーは公式戦登板は無く、肉体強化を図る1年となっています。
千葉ロッテが高卒1年目の佐々木投手を試合で投げさせず、筋トレに専念させたのも素晴らしい決断だった。2年目の春に彼を見て、体が一回り以上大きくなっていて嬉しい驚きだった。選手によるが、佐々木君は入団時、細すぎてプロの体ではなかった。彼は良い高校の監督と球団に恵まれた。#chibalotte https://t.co/S6hK2Ric8c
— H.S. Kim (@xcvbnm67890) April 10, 2022
2年目に実戦デビュー
2021年も春季キャンプを一軍でスタートしたが、佐々木投手はまだフォーム固めの段階であったため、二軍キャンプに合流。
3月12日に行われた中日ドラゴンズとのオープン戦にて実戦デビューを果たし、最速球速153km/hを計測。
4月2日、東京ヤクルトスワローズ戦で公式戦デビュー。
5月16日、西武戦でプロ初登板初先発(同点)、2度目の先発登板となる阪神タイガース戦でプロ初勝利を挙げます。
オフに1400万円増となる推定年俸3000万円で契約を更改。
3年目に日本記録と完全試合達成
3年目にあたる2022年は開幕ローテーション入りでシーズンスタート。
2022年4月10日、オリックス・バファローズ戦では、初回2死からプロ野球新記録となる13者連続奪三振を達成。(プロ野球記録に並ぶ毎回の1試合19奪三振)
28年ぶり史上16人目となる完全試合を達成しています。
通算14試合目での達成は史上最速、20歳5か月での達成は史上最年少記録。
佐々木朗希選手の家族構成
佐々木投手の家族は父・母・兄・朗希選手・弟の5人家族です。
父:功太さん(震災で亡くなっている)
母:陽子さん
兄:琉希さん
弟:怜希さん
佐々木投手の3歳年上のお兄さんである琉希さんも野球部に所属、4番を任されるほどの腕前がありました。
小学校の頃に父親を亡くしているため、兄弟でお母様を支えていったようですね。
佐々木選手に彼女はいるの?
野球の実力も一流の佐々木投手ですが、高身長で顔もイケメンです。
彼女の噂などはあるのでしょうか?
調べてみましたが、そういった浮いた話題はまだ無いようです。
デビューから3年目でまだ若いですので、練習に集中している時期なのかもしれませんね。
こちらに関しては続報が入り次第追記していきます。