お笑い芸人ハライチといえば2021年12月のM1グランプリでも決勝に進出し活躍した人気の芸人さんです。
ハライチのボケとネタ作りを担当している岩井勇気さん。
結成初期は相方の澤部さんがツッコミとしてのキャラクターで目立ち、テレビでの活躍が多く見られ、岩井さんは『ハライチの澤部じゃない方』と雑な扱いを受けた時期もありました。
しかし、近年は昔から変わらない尖った芸風を武器にお笑いだけでなく、DJ活動や執筆活動、さらに俳優業とマルチな分野で活躍する芸人さんになっています。
そんなハライチの岩井勇気さんですが、恩人と呼ぶタレントさんがいることを皆さんは御存知でしょうか?
そのタレントさんは「坂下千里子」さんです。
この記事ではハライチ岩井勇気さんがなぜ坂下千里子さんを恩人とよぶのかをまとめていきます。
ハライチ岩井勇気が坂下千里子を恩人と呼ぶ理由
ハライチは結成から順調にキャリアを重ね、売れていきました。
ハライチの漫才はノリツッコミを主体としたもので、岩井さんが淡々とボケていく状況に澤部さんが軽快にツッコミを繰り返していくというスタイルです。
そのためどうしても動きのある澤部さんに注目が集まり、テレビ出演の機会も澤部さんだけが増えていくという状態になっていました。
そんな状態が続いたことで、岩井さんは不貞腐れ、芸人をやめようかと考えた時期もあったそうです。
そんな時に出会ったのが坂下千里子さんでした。
坂下千里子さんはハライチの2人をテレビでみた瞬間から岩井さんのファンになり、はじめって会った際に自分の思いを伝えたといいます。
『あなたは本当に素晴らしいから! 澤部じゃないの! あなたがいるから素晴らしいんです、ハライチは!』 (マイナビニュース)
また、今の毒を吐くような芸風も
『岩井くんの毒吐くの、いいよ』 (Yahooニュース)
と一番最初に言ってくれた人物でもあります。
岩井さんは後に
「坂下千里子さんがいなかったら、辞めていたかもしれない。命の恩人と言っても良いくらいだな」 (マイナビニュース)
と語っています。
このことがきっかけになり岩井さんは今まで芸風を変えること無く突き進むことが出来たようですね。
ラジオ番組「ハライチのターン!」で感謝の気持ちを伝える!
木曜日24:00~25:00で放送されるTBSラジオ「ハライチのターン!」はハライチの2人によるラジオ番組です。
2016年から5年以上続いており、決まったコーナーを持たず、その時の話題がコーナーになるという少し変わった番組です。ハライチ2人のフリートークも必聴です。
このラジオ番組内で2019年から行われているイベントが坂下千里子生誕祭です。
坂下千里子さんの誕生日である4月19日(4月18日放送)に放送日が重なったことが開始のきっかけになったと思われます。
坂下千里子生誕祭は岩井の恩人である坂下千里子さんの誕生日になにかしてあげたいと考え、Twitterで「#坂下千里子生誕祭」のトレンド入を狙います。
番組では坂下千里子さんの話題を中心にトークが展開、終盤に本人から音声でのメッセージが届くなど非常に盛り上がりをみせました。
最終的に#坂下千里子生誕祭はトレンド入りを果たしています。
入ってるじゃねーか。#坂下千里子生誕祭 pic.twitter.com/lSCK4BnGwg
— 岩井勇気 ハライチ (@iwaiyu_ki) April 18, 2019
その後も毎年4月に坂下千里子生誕祭は開催され放送されています。
変わらぬ芸風を貫くハライチ岩井勇気
ハライチ岩井勇気さんは世間からのイメージである「腐っている」「ひねくれ」に対してこのように語っています。
自分では腐っていると1つも思っていないんですよ(笑)。正論を言うと、腐っているって捉えられる世の中がやべえなって思ってますけどね。なんか終わってんな、ウソが本当になっちゃってるなって(笑)。正論を言うと、「いや、そんなこと言うなよ。すみませんコイツ、不器用なヤツなんで」みたいな扱いをされるんですけど、「みんなは嘘ついているってことだな」って思うんですよ。 (マイナビニュース)
コメントから分かるように自分が正しいと思っている独自の姿勢を貫き通す姿がみられます。
こういったコメントが出来るのも坂下千里子さんの言葉が根底にあってのことでしょう。
これからもかわらず独自の芸風を武器にお笑いを届けて貰いたいです。
最後にラジオ「ハライチのターン!」は非常に楽しい番組です。
私自身、4年以上聞いているリスナーですのでお時間がある方は一度聞いてみることをオススメします。
最後まで読んでいただきありがとうございます。