北京冬季オリンピック(五輪)の第7日、フィギュアスケート男子のフリーがあり、羽生結弦選手(27)が挑戦したクワッドアクセル(4回転半)は、回転不足で成功はしなかったものの、ジャンプの種類として4回転半と認定されました。
国際スケート連盟(ISU)の公認大会で4A(4回転半)初の認定となります。
【北京オリンピック】羽生結弦選手は、決まれば世界初となるクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)に挑戦しました。認定されたものの回転不足となり、着氷できずに転倒しました=上間孝司撮影https://t.co/SeHpaOpcn5#冬季北京五輪 #北京2022 #Beijing2022 #Olympics #YuzuruHanyu #羽生くん pic.twitter.com/Rc5dwnwK4S
— 日経 写真映像 (@nikkeiphoto) February 10, 2022
回転不足で成功することは出来ませんでしたが、挑戦がみとめられ『認定』との判定になりました。
『失敗』なら分かりますが、なぜ『認定』なのでしょうか?
この記事では羽生結弦選手の4回転半ジャンプが『認定』になった理由をまとめていきます。
羽生結弦の4回転半ジャンプは回転不足で失敗ではなく『認定』!違いは何?
フィギアスケートのジャンプの採点基準の1つは回転をどこまで行うことが出来たかの範囲をみます。
最後の一回転が3/4以上回れていると成功として判定される回転数となります。
羽生選手の4回転半ジャンプの判定は上の図で②にあたるアンダーローテーションと記されています。
『< アンダーローテーション』
『<< ダウングレード』
羽生選手は演技予定で4A(4回転アクセル)を予定し回転不足であるアンダーローテーションで着氷。
回転不足として成功はしませんでしたが、失敗の判定ではなく挑戦した記録が残り『認定』判断になったようです。
ちなみにダウングレード判定になっていた場合はジャンプ自体が4回転半では無く、トリプルアクセル扱いになってしまうようです。
最後に羽生結弦選手のジャンプの様子をどうぞ!
皆さんはどのように判定しますか?
これ人や国が違ったら回転不足付いてないね。4回転半回ってる! https://t.co/DBtoS46BRW
— もぐりん (@fightingyuzu) February 10, 2022